乳酸菌は二日酔い対策になるのか

二日酔い対策として、乳酸菌の発酵食品がよいことは外国で知られていますが、日本では意外と知られていません。
日本の二日酔い対策として有名なものは、「しじみ汁」を飲むことでしょう。
けれど、ビールが美味しいドイツの二日酔い対策は、ザワークラウトというキャベツの漬物を食べることです。
またロシアではザワークラウトの他にピクルスを食べます。
ザワークラウトもピクルスも、どちらも乳酸菌を含む発酵食品になります。

そもそも二日酔いの原因になる飲酒をした際のアルコールは、胃や小腸で吸収されます。
アルコールに「消化」はなく、消化器官内にあるアルコールは、直接体内へ吸収されているのです。
この吸収時間は1~2時間程度で、吸収されたアルコールは肝臓で分解されて血液に入った後、最終的には炭酸ガスと水になります。
このアルコールの分解速度は個人差が大きく、また加齢とともに早くなります。
一方、腸内環境を整えてくれる乳酸菌は、アルコールの急激な吸収で荒れた胃腸の状態を回復する機能があります。
さらに、乳酸菌そのものが肝臓のアルコール分解の負担を軽減しているのです。

このように二日酔い対策として有用な乳酸菌を効果的に摂取するには、乳酸菌を含む食品やサプリメントを、飲酒前と飲酒後に摂取すると良いでしょう。
また、二日酔いの翌日は下痢になる人もいますが、これは腸にまで届いたアルコールがぜんどう運動を誘発するため、下痢になりやすいのです。
この二日酔いの下痢対策としても乳酸菌は有用な菌といえます。

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