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乳酸菌が育つのに必要な条件とは

乳酸菌は菌類ですので、うまく培養すると増殖し、酸などをかけると死滅します。
そのためヨーグルトなどでせっかく体内に摂取した乳酸菌の多くは、胃酸や腸の消化液で消えてしまいます。
せっかく食べた乳酸菌をもっとうまく腸内に送り届けることはできないのでしょうか。
それには、体内の環境を乳酸菌好みに整えてやることが必要です。

乳酸菌を培養するのに最適な環境は、ぬるま湯程度の適温と、悪玉菌の侵入がシャットアウトされていることです。
体内を同じような環境にするには、乳酸菌を摂取する時に胃袋が適温であることが大切です。
熱い物を食べた直後に乳酸菌を摂取したり、風邪などで自分が発熱しているときに乳酸菌を摂取してもあまり効果がありません。
乳酸菌が熱に負けてしまいます。

もうひとつの条件は、乳酸菌を摂取する際に、一緒に悪玉菌となるものを飲み込まないようにすることです。
必ず食器を清潔に保って、乳酸菌以外のバイ菌がいないようにします。
瓶やタッパーでヨーグルトや漬物などの乳酸菌を有する食物を保存する場合には、容器を使う前に熱湯消毒するとよいでしょう、もちろん乳酸菌を入れる前にはしっかり冷ましておかないと、余熱で死滅してしまいますので注意してください。

乳酸菌は悪玉菌とぶつかりあって死滅しますので、数の上で不利であればすぐに全滅してしまいます。
腸内の悪玉菌と戦ってもらうためにも、身体に入る前に減ってしまうようなことはぜひとも避けるべきです。
乳酸菌で腸内の動きを活発にしたい人はぜひ環境にも気を配ってあげてください。

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